H.Upmann- Petit Coronas

 H.アップマン ペティ・コロナス

 

 

Petit Corona

129mm

16.67mm - 42

 

 

外見からして「密な」感じ。ラッパーもきれい。こいつが真空パックによる潰れが一番すごかった。

見た感じ通り、ドローはきつめだが、悪くはない。

むしろ燃え方は奇麗だ。

 

この葉巻を形容するよい形容詞が見つからない。それはこの葉巻のせいではなく、自分の語彙力と経験値の欠如によるものなのだが、無理をすれば「正統派」とでも言えるだろうか。

気品高く、スムース。軽めとは言っても、決してナヨナヨしくはない、物腰柔らかな英国紳士といった感じ。

すこし工夫してやって、ドローも改善された。

 

これは森に面した道路でゆったりといただいたのだが、少し土臭さというかーこれは表現しにくいのだがー

スターバックスで言えばスラウェシのようなアーシーさ(Earthy)が感じられる。

 

巻きのきつさはアップマン特有のものらしい。

ひとつ言うことがあるとすれば、これはこの大きさに由来するものもあるだろうが、単一の明確なブランドの特徴、といったものが見つけにくい葉巻だった。

パルタガス ペティ・コロナス エスペシアレス

Partagas - Petit Coronas Especiales

Petit Corona - 132mm
16.67mm - 42



さて、今回から葉巻のレビューでもしてみようと思います。

テイスティング・サンプルとしてCigers of Cubaから輸入。
ペティ・コロナサイズ25本で$169+関税（タバコ税）2000円也。
ちなみに銘柄は
・Cohiba Siglo II
・Montecristo No. 4
・H.Upmann Petit Coronas
・Romeo y Julieta Petit Corona
・Partagas Petit Coronas Especiales
の五種。

為替レートを多めに考えて20000円としても一本800円。


さて、今回はパルタガスですが、日本ではあまり扱っていないペディコロナサイズ。
なんかよくわからないけどエスペシアレスEspecialesなんていう名前は悪い気はしません。

日本では殆ど扱っていない銘柄のようですが、調べてみると日本で買うのより2/3。
ラッパーの感じもよく、梱包時に真空パックされていたことによる軽い潰れを除けば、完璧な状態といえます。
ドロー（吸い心地）、火の着きもよく、 感想は一言で言えば、パンチの強い圧倒的な甘みをもつ香り。といった感じですかね。
しかし嫌みな甘さではなく、上品さとコク、木のような香ばしさを兼ね備えている。 といった感じです。

小さめなペティコロナサイズであってもブランドとしての存在感を保つ辺りは流石。
中間部で一息つくと、口の中に糖蜜のような甘い感じが残っていて余韻に浸れます。
それでいてまったく甘ったるさといった類いの不快感は感じさせないものでした。

後半は煙温の上昇とともにすこし辛みが出てきますが、これも嫌な類いの物ではなく味に変化を与えるいいスパイスとなってます。