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言わずと知れた、アディダスのスタン・スミス。
Stansmithall.JPG







 通りのスポーツ店が閉店するというので、かなり安く手に入れた。

 別に靴は足りていたのだが、「スタン・スミスいいよ。」と友達から吹き込まれていたせいか、気が付いたら買っていた。

 さて、このスタン・スミスだが、アディダスの製品の中では「スーパースター」と並んで有名で、ナイキでいえば「エアフォース・ワン」といった感じの、ブランドを代表するシューズだ。

 外側はほぼ真っ白なレザーで作られていて、清潔感がある。
 特にサイドにはかなり大きめのレザー一枚で成形されて、高級感あるデザインだ。
stansmitfore.JPG



 
 





そして外側には”STAN.SMITH”の文字が銀色に光る。
 

 さて、この”STAN.SMITH”とは、いわずもなが、人の名前である。
stansmittan.JPG
 手っ取り早くいえば、通産100勝もあげているすごいテニスプレイヤーで、本名はStanley Roger Smith
彼がアディダスの「ハイレット」というシューズを好んで履いていたことから、その「ハイレット」を原型として、スタンレーの嗜好をフィードバックして作られたのがこの「スタン・スミス」なのである。
 

  


▲Stan Smith氏。ちょっと怖い。

 この「ハイレット」、1965年にはすでに今のスタン・スミスとほぼ同じフォルムになっていたというから、アディダス社の設計がとても洗練されたものであったことが伺える。
 
 

 シューズ自体の話からすこしそれたが、話を元に戻そう。
 ソールの形はよく足にフィットする。きっとこれが長く履いていても疲れない理由なのだろう。(と、勝手に思っている。)
 スティッチ(裁縫)にも余念が無いつくりで、またヒールにはかなり強力なサポートが入っていて、しっかりと足の動きを支えてくれる。
 また、底面にはこれまた独特の、小さい円柱がたくさん並んだようなデザインになっている。
その中にアディダスのロゴがアクセントカラーでさりげなく入っているところは、いたるところでも手を抜かないというアディダスの姿勢の表れだろうか?
stansmitlogo.JPG



 この小さい円柱の一つ一つが独立していて、全ての方向に対してグリップ力を発揮してくれる。






 
 これだけしっかりとしたつくりをしていながら、このスタン・スミスは総じて軽い。
これも何世代にもわたって人々をひきつける理由の一つだろう。

 やはり、長年を渉って売れ続けるベストセラーには、それなりの理由があるのだなぁと、今回改めて思った。

 ところで、このスタン・スミスには「楓」マークにロゴが付いている。
アディダスの「楓」マークの商品類は、ファッション的な面の製品に付けられるらしい。
 
 当時、最先端の技術で作られ、有名な選手と戦い抜いた名靴。

そんな風に思いを馳せながら、町を一緒に歩いてみるのもいいかもしれない。


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www.adidas.com/jp/ - アディダスジャパンの公式ページ。
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